アフィリエイトのリンク置き換え[サイトのhttps化]
WordPressサイトのhttps化の作業が終わったと思っていたのに、保護された通信に変わらない・・・。どこがhttpsに対応していないんだろうと思っていたら、アフィリエイトのリンクでした。
WebサイトをHTTPS化する場合、読み込む外部ファイルは全てHTTPS化(SSL対応)している必要があります。
この記事では、各ASPのSSL化に伴い広告リンクのどの部分が変わったのか、どの部分を変えればhttps化できるのかを詳しく書いていきます。
筆者が利用したのは、置き換えプラグイン「Search Regex」です。「Search Regex」の使い方については、[ロリポップ版]初心者がWordPressサイトをHTTPS化する手順まとめに書いています。
目次
もしもアフィリエイトの広告リンクをhttps化しよう
もしもアフィリエイトでは、2016年11月以降にhttps化対応しています。(もしも公式ブログ:アフィリエイトリンクをHTTPS対応しました)
そのため、2016年11月以降に作成したリンクはhttps対応していますが、サイト全体のhttps化をするためには2016年11月以前にもしもアフィリエイトで作成したリンクは書き換える必要があります。
もし、置き換えなかったとしてもリンクとしては問題なく作動するようですが、運営サイトのhttps化が不完全なままになってしまいます。
リンク置き換え内容
http://c.af.moshimo.com
→ //af.moshimo.com
http://image.moshimo
→ //image.moshimo
http://i.af.moshimo.com
→ //i.moshimo
以上が、もしもアフィリエイトのSSL化に伴う広告リンクの置き換え作業です。最後に、もしもアフィリエイトの登録サイトのURLも変更しておきましょう。
次は、楽天アフィリエイトのリンク置き換え作業です。
楽天アフィリエイトの広告リンクをhttps化しよう
楽天アフィリエイトでは、2016年12月14日にSSL化に対応しています。(楽天公式ブログ)
リンク置き換え内容
href="http://hb.afl.rakuten.co.jp
→ a href="https://hb.afl.rakuten.co.jp
a href="http://hb.afl.rakuten.co.jp
→ a href="https://hb.afl.rakuten.co.jp
img src="http://hbb.afl.rakuten.co.jp
→ img src="https://hbb.afl.rakuten.co.jp
http://thumbnail.image.rakuten.co.jp/
→ //thumbnail.image.rakuten.co.jp/
以上が、楽天アフィリエイトのSSL化に伴う広告リンクの置き換え作業です。もしもアフィリエイトリンク同様、置換えをせずとも正常に稼働はするものの、サイトのhttps化を行う上で上記のリンク変更が必要です。
次は、バリューコマースのリンク置き換え作業です。
バリューコマースの広告リンクをhttps化しよう
バリューコマースでは、2016年7月28日にSSL化に対応しています。(バリューコマースの公式HP)
バリューコマース公式HPより引用↓
作業内容としてはhttpを削除するだけです。
リンク置き換え内容
http://ck.jp.ap.valuecommerce.com
→ //ck.jp.ap.valuecommerce.com
http://ad.jp.ap.valuecommerce.com
→ //ad.jp.ap.valuecommerce.com
以上が、バリューコマースのSSL化に伴う広告リンクの置き換え作業です。https化が完了したらバリューコマースのサイト登録情報をhttpsに変えておきましょう。
次は、A8.netアフィリエイトの広告リンク置き換え作業です。
A8.netアフィリエイトの広告リンクをhttps化しよう
A8.netアフィリエイトでは、2016年7月26日にSSL化に対応しています。(A8.netアフィリエイトの公式HP)
運営サイトのhttps化にあたって、A8.netでは広告リンクの一部置き換えを推奨していません。2016年7月26日以前に作成した広告リンクでも成果は発生するため、各自必要であればhttps化にあたり広告リンクの作成し直しをしてくださいというスタンスです。
ただ、広告リンクの作成し直しって膨大な作業量になるわけで、A8.netでは全く推奨はしていませんが、A8.netアフィリエイトではSSL化に伴いどこが変わったのか、どこを置き換えればいいのかを掲載しておきます。
リンク置き換え内容
http://px.a8.net
→ https://px.a8.net
基本的なのは、上記の置き換え。
そして、少し厄介なのが、下記リンクの置き換え。
http://www19.a8.net/
→ https://www19.a8.net/
これは、A8.netで作成した広告リンクをよくみるとわかるのですが、後半の方に配置されているURLで、機能としては何回表示されたかなどの計測用パラメーターとなっています。
数字の部分が10~19など様々なものが存在しますので、面倒ですが1つずつ置換え作業を行っていくしかありません。
ちなみに、筆者の運営サイトでは11~29で置き換え完了しました。中抜けしている数字もありますし、こればかりは地道な作業です。
以上が、A8.netアフィリエイトのSSL化に伴う広告リンクの置き換え作業です。https化が完了したらA8.netアフィリエイトのサイト登録情報をhttpsに変えておきましょう。
最後に、アマゾンアソシエイトの広告リンク置き換え作業です。
アマゾンアソシエイトの広告リンクをhttps化しよう
アマゾンアソシエイトでは2016年8月・9月頃にSSL化に対応したようです。他のASPとは異なり、いきなりリンクがhttps化されるというamazonらしいやり方でしたの具体的な日づけがわかりません。
リンク置き換え内容
http://ecx.images-amazon.com
→ https://images-fe.ssl-images-amazon.com
http://rcm-fe
→ https://rcm-fe
以上が、アマゾンアソシエイトのSSL化に伴う広告リンクの置き換え作業です。Amazonもリンクの置き換えは改変にあたるとしているので、A8.netアフィリエイト同様広告リンクの作成し直しが安全です。
サイト全体のhttps化作業の中でもアフィリエイトリンクの置き換えが最も厄介なものでしたが、1つずつコマを進めるしかなさそうです。