ロリポップでWordpress高速化を目指すなら
「ハイスピードプラン」がオススメ!
その理由は?
2019年9月2日に満を持してリリースされたレンタルサーバーロリポップ!の新プラン「ハイスピードプラン」。
これまでは「エコノミー」「ライト」「スタンダード」「エンタープライズ」の4つの料金プランだったロリポップに「ハイスピードプラン」が加わって、5つの料金体系へ。
管理人は2014年頃からロリポップを使い続けており、スタンダードプランを使っていたが、今回リリースされた「ハイスピードプラン」は高速表示を求めるサイト向けということで、ハイスピードプランへとアップグレードしようと思っています。→ハイスピードプランに既に変更完了しました!
この記事では、「ハイスピードプラン」とはどのようなプランなのか解説しています。
【ハイスピードプラン】初期費用無料 & 1年間契約でドメインずーーーーっと無料
まずは、ロリポップの5つのプランを今一度確認しましょう。
目次
ロリポップ5つの料金プラン
ロリポップには5つの料金プランがあり、下から2番目に安いライトプラン(月額220円〜)以上の契約でWordpressを使用できます。
今回の記事ではハイスピードプランに注目していきたいので、Wordpressが使えない一番下のエコノミープランは比較から一旦外してWordpressの使えるライトプラン以上でみていきます。
WordPressが使える4プランの比較
ライト | スタンダード | ハイスピード | エンタープライズ | |
---|---|---|---|---|
月額 | 220円〜 | 440円〜 | 550円〜 | 2,000円〜 |
初期費用 | 1,650円 | 1,650円 | 無料 | 3,300円 |
容量 | →up!160GB | →up!250GB | →up!350GB | →up!1TB |
WordPress | 普通 | 高速 | 最高速 | →最高速 |
Webサーバー | Apache | Apache | LiteSpeed | →LiteSpeed |
ストレージ | →SSD | →SSD | SSD | SSD |
転送量/日 | →SSD | →SSD | →30TB | →36TB |
バックアップ オプション | 有料 | 有料* | 無料 | 無料 |
電話サポート | × | ○ | ○ | ○ |
*バックアップオプションはスタンダードプラン以下は有料。月額税抜300円。
*独自SSLはいずれのプランも無料提供
ロリポップ!では2021/11/08にサーバースペックアップを実施しました!
月額料金によってサービスが異なっており、速さであったりサーバーのスペックに関わる重要な部分を赤字にしています。(容量は除く)
一体どんな点が異なるのかロリポップの新プラン「ハイスピードプラン」について詳しく見ていきます。
ロリポップの新プラン「ハイスピードプラン」とは
ロリポップの新プラン「ハイスピードプラン」はこのように説明されています。
アフィリエイトサイトや商用利用サイトなど、表示の速さを求めるサイトにおすすめ。
オールSSD構成、PHPは最新の7系のみ利用可など、高速化のための機能だけに絞った、特別なプランです。
なるほど、
サイト表示速度という点がポイントになってきそうですね。
スペック的には「ハイスピードプラン」にはどのようなポイントがあるのでしょうか。
ハイスピードプラン4つの特徴
- オールSSDでロリポップ史上最高速!アフィリエイトにも最適
- 第4世代LiteSpeedでサーバー高負荷時にも抜群の安定性
- 速さと安定性を向上させるロリポップ!アクセラレータ搭載
- バックアップオプションの無料提供
ハイスピードプランで着目したいのは以上4つの特徴です。
1. SSDストレージを使用
まずはストレージ(記憶装置)についてですが、ハイスピードプランではオールSSDで提供しています。
SSDとはSolid State Drive(ソリッドステートドライブ)のこと。
レンタルサーバーではストレージ(記憶装置)にHDD(Hard Disk Drive:ハードディスクドライブ)を利用しているところが多いですが、オールSSDのところも近年増えてきました。
SSDは何がいいのか?
というと、HHDよりも読み書きの速度が早いんです。
ロリポップではこれまでSSDを搭載しているのは、月額2,000円のエンタープライズプランのみでしたが、ハイスピードプラン登場によって月額1,000円でSSD搭載のサーバーを利用できるようになりました。
ちなみに、Wordpressなどの利用で速さと安定性に定評のあるエックスサーバーもSSDストレージを使用しています。SSDストレージがいいなと思っている方には、ロリポップのハイスピードプランは選択肢の1つになるでしょう。
2.サーバーはLiteSpeed
ロリポップの5プランのうち、ハイスピードプランとその上のエンタープライズプランにだけWebサーバーに「LiteSpeed(ライトスピード)」を使用しています。
その他の3プランのWebサーバーは「Apache(アパッチ)」です。
Apache(アパッチ)とは
Webサーバーの中で長年シェア率1位だった一般的なWebサーバーソフト。しかしここ最近シェア1位を他のソフトに譲っているのが実情。
LiteSpeed(ライトスピード)とは
LiteSpeed(ライストピード)は第4世代のWebサーバーともいわれている。LiteSpeedを提供するのはLiteSpeed Technologiesという2002年設立の米国ニュージャージ州に本社を置くソフトウェア設計・開発会社。
Apache(アパッチ)と比較して応答速度が格段に早いため高速化はもちろん、Apacheよりも大幅に少ないリソースで動作するため高負荷時の安定性にも優れている。
Apache(アパッチ)と完全互換性があるため、Apache(アパッチ)からの移行も簡単。
Webサーバーは高速化の傾向にあり、そこでシェアを伸ばしつつあるのが「LiteSpeed(ライトスピード)」なんです。
高速化サーバーソフトには、LiteSpeed(ライトスピード)の他にnginx(エンジンエックス)がある。
高速化・安定性に定評がある「LiteSpeed(ライトスピード)」が使えるのがロリポップのハイスピードプランです。
3.ロリポップ独自のアクセラレータ搭載
アクセラレータ(accelerator)とはWebサイトを高速表示するためのツールだが、ロリポップでは独自に開発した「ロリポップ!アクセラレータ」を搭載。
アクセス集中時のサイト表示スピード向上・安定化を図っています。
ロリポップによると24倍のパフォーマンス改善がみられたそうです。
これにより、お客様へ提供しているものと同じ環境でのテストでは、WordPressで制作されたサイトで24倍※のパフォーマンス改善がみられました。
2018年にリリースされたコンテンツキャッシュのことです。(参考:ペポパテックブログ)
旧名称:コンテンツキャッシュ
新名称:ロリポップ!アクセラレータ
4.バックアップオプションが無料
もしもの時のために必要なバックアップオプション機能がハイスピードプランは無料でついています。
スタンダードプランまではバックアップオプション機能は有料で月額330円(税込)です。
管理人はスタンダードプランにバックアップオプション機能をつけていたので月660円(1年間契約)+330円で月額990円(税込)でした。
そこにきて、ハイスピードプランであれば同じ1年契約で月額825円でバックアップオプション機能が込みなのですから、ハイスピードプランに変えない理由はありませんでした。
スタンダードプランとハイスピードプランの価格比較
具体的にバックアップオプションを有料でつけた場合のスタンダードプランと、無償でバックアップオプションがついているハイスピードプランの月額料金を比較してみました。
バックアアップオプションをつけた場合の スタンダードプランの月額料金 | おすすめ! ハイスピードプランの月額料金 | |
---|---|---|
バックアップオプション | オプションで月額330円税込 | 無料付帯 |
1ヶ月 | 880円+330円 =1,210円 | 1,320円 |
3ヶ月 | 770円+330円 =1,100円 | 1,210円 |
6ヶ月 | 715円+330円 =1,045円 | 990円 |
12ヶ月 | 660円+330円 =990円 | 825円 |
24ヶ月 | 550円+330円 =880円 | 770円 |
36ヶ月 | 440円+330円 =770円 | 550円 |
3ヶ月契約まではスタンダードプランが安いですが、なんと6ヶ月契約以上になるとハイスピードプランの方が月額料金が安くなります。
レンタルサーバーを契約しようと思っている方でしたら多くの方が半年ほどは契約すると思います。
それを考えると、、、スペックも上のハイスピードプランの方が安くなるわけで、やはりハイスピードプランを選ばない理由はないわけです。
更にハイスピードプランならスタンダードプランでかかる初期費用もかからない...。
万が一に対応できるバックアップオプションをつけようと思っているのであれば、価格的にもスペック的にも断然ハイスピードプランというわけです。
ロリポップ!ハイスピードプランのまとめ
さあ、ロリポップ!が公式におすすめとしている「ハイスピードプラン」はいかがでしたでしょうか。
\ 再確認!【ハイスピードプランの特徴】/
- オールSSDでロリポップ史上最高速!アフィリエイトにも最適
- 第4世代LiteSpeedでサーバー高負荷時にも抜群の安定性
- 速さと安定性を向上させるロリポップ!アクセラレータ搭載
- バックアップオプションの無料提供
管理人はハイスピードプランが出たと知って、すぐにスタンダードプランからアップグレードしよう!
って思いましたね。
ストレージがSSDの上に、WebサーバーがLiteSpeed。
これだったら高速化を見込めるだろうと思いました。
だって今の運営サイトは結構な高負荷でGoogle Pagespeed insightsなんてひどいもんですからね。
ロリポップ「PHP7.1モジュール版への変更方法」と「速度変化」はいかに?
管理人はスタンダードプランからハイスピードプランにアップグレード済みです!